設立の経緯
鹿児島県の和牛は、第11回・第12回全国和牛能力共進会で連続日本一を獲得するなど、飼養頭数・能力ともに全国トップクラスを誇ります。これは、生産農家・肥育農家の皆さんをはじめ、関係者が一丸となって改良に取り組んできた成果です。
近年、従来の育種価評価(アニマルモデル)に加え、DNA情報を活用したゲノミック評価の正確性が全国的に検証され、他県では優良牛の選抜や、子牛セリ市名簿への表示など生産現場での活用が進んでいます。ゲノミック評価では、生まれたその日から個体ごとの遺伝的な能力を把握でき、子牛の選抜や交配計画に役立てることができます。
しかし鹿児島県では、農家の皆さんがゲノミック評価を手軽に利用できる窓口が整っていませんでした。「使いたいけれど、どこに申し込めばいいかわからない」という声が多く届くようになり、その受け皿となるために「和牛ゲノミック評価活用協議会」を設立しました。
鹿児島の生産者の皆さんが、自分の牛の能力を正しく知り、より良い改良につなげていけるよう、当協議会が専門的な知識と経験を活かして支援してまいります。
協議会の取り組み
申込窓口
- 評価申込者の依頼に基づき、試料(毛根等)送付用袋を検査申込者へ送付
- 評価申込者より窓口へ送付された試料の確認と登記・登録証明書類との照合
- 同じく送付された登記・登録証明書類による家畜改良事業団への申込データ作成
- 家畜改良事業団へ申込データと試料、登記・登録証明書類の送付
- 試料の不具合等や親子判定矛盾の場合の対応と助言
- 評価に係る料金の徴収と家畜改良事業団への送付
評価データの管理
- 家畜改良事業団等より窓口に送付されたゲノミック評価成績報告書の照合と確認
- 同報告書の評価申込者への送付
活用アドバイス
評価申込者のご要望があれば、必要に応じて専門家の助言を頂きながら、ゲノミック評価活用方法のアドバイスができればと考えています。
研究協力
当協議会は、県肉用牛改良研究所と家畜改良事業団が実施している共同研究(肉用牛における新たな経済形質のゲノミック評価に関する研究)における研究協力者となっております。
役員・顧問一覧
役員一覧
| 会長 | 坂元 信一(理事 / 協議会事務局) |
| 副会長 | 徳重 真生(理事 / 有限会社徳重和牛人工授精所) |
| 理事 | 高木 康介(有限会社坂元種畜場) |
| 理事 | 今村 拓也(I・B・F株式会社) |
| 監事 | 篠原 道明(県立鶴翔高等学校) |
オブザーバー
| 下桐 猛 | 鹿児島大学共同獣医学部畜産学科教授 |
連携機関
一般社団法人 家畜改良事業団
鹿児島県 肉用牛改良研究所
鹿児島大学 共同獣医学部
