牛A

牛B

ゲノミック評価成績書の牛Aと牛Bは、同じ父牛と母牛の受精卵産子で、同じ時期に採卵して別々の牛に移植されて生まれた2歳の雌牛です。登録得点も0.1点の差しかないので、体型等もほぼ同じと言えます。
また、枝肉6形質においてもBMS―Noと枝肉重量に若干の差があるものの、全体的にはあまり差がないと言っても問題ないように感じます。しかし、脂肪酸組成のMUFA割合では、ほぼ1%の差があり、オレイン酸にいたっては、ほぼ2%の差があります。
このように全きょうだいであっても、ゲノミック評価においては、その能力の差を確認できるため、有効に活用できればと考えます。
*ゲノミック評価成績書の記載(一部抜粋)については、所有者の許可を得て記載しています。